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2017-06

どんなときでも - 2015.04.30 Thu

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「どんなときでも、だれのためでもいいけどね、
とにかく、生きてるってことがだいじなんじゃないかな。
だって、死んだら、もうなにもできないよ。
他人のために、なにかしたかったら、
まず、じぶんがちゃんと生きのびるべきだよ」 


ナギヒコ 『最後の手紙』p.93


☆247さん 
この言葉に、衝撃を受けました。
身を挺してでも他人を助けることが当然、あるいは正義だと
思っていた小学生の私には晴天の霹靂、目からうろこでした。
サンゴロウさんに深く同意しながらも、同時にナギヒコ先生の
言い分も正しいと、私に新たな価値観をくれた言葉です。
その言葉のニュアンスのみ記憶していた私は、大学生で
読み返した時にナギヒコ先生のセリフだったことを知って、
ナギヒコ先生のファンになりました。
今ではサンゴロウさんと並ぶくらい好きです。

☆作者メモ 
理想と現実は決して一致しない。
人はいつも矛盾をいっぱい抱えたまま生きている。
その矛盾をランダムに取り出して、ふたつに分けると、
サンゴロウとナギヒコになったり、サンゴロウとオレになったりする。
相反する価値観は、ときにははじきあい、
ときにはひきあう。磁石のように。

サンゴロウは、一見強いけど、じつは
ものすごく危ういヒト(猫)なのかもしれない。
糸のついてない風船はどこへ行ってしまうかわからない。
一見頼りなさそうなナギヒコがサンゴロウをつなぎとめている。
いまのわたしは、どちらかといえばナギヒコ先生の肩を持つ。
だって、生きてなきゃ、こんな話だって書けない。

会えるよ - 2015.04.11 Sat

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「会えるよ。きみがきてくれれば、
ぼくは、ここでまってるから。
うん、できれば、満月のころがいいな。
ここからみる月は、きれいだからね」


カイ 『霧の灯台』p.88 

そうだ、ジョナを - 2015.03.31 Tue

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そうだ、ジョナを「うち」につれてってやろう、
とおもう。それが、どこにあるのか、
どんな家だか知らない。でも、おれたちは、
そこに「ただいま」といってかえっていくんだ。
あかりのつく、あったかい家に。
いつか。ずっとさきに。かならず。


テール 『光のカケラ』p.168


歓迎するよ - 2015.03.26 Thu

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「歓迎するよ、サンゴロウ。
きみを、まってた」


カイ 『霧の灯台』p.43

あけてみて - 2015.03.23 Mon

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「あけてみて、もしだめだったら……
だめだったら……またさがせばいいんだ。
あけられないなんて、いくじなしだ」


ケン 『旅のはじまり』p.97

☆作者メモ 
子どもミュージカル『君のいた夏』で、ケンがサンゴロウの名前を
何度も何度も呼んでくれたことを思い出す。
いま、どうしてるかな、ケンは。

野原には、だれもいない - 2015.03.19 Thu

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野原には、だれもいない。風がふいてる。
ススキの穂が、ざわざわ波みたいにゆれる。
いや、野原じゃなくて、海なのかもしれない。
どこまでもつづく、銀色の海。


『最後の手紙』p.70

ワン、ツウ、スリー - 2015.03.12 Thu

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「ワン、ツウ、スリーでいこう。
ギターが海で、きみは風だ」


カイ 『霧の灯台』p.66


☆作者メモ 
カイ=海という意識はまったくなかったので、
あとで指摘されて驚きました。そういえば、そうか。
櫂、あるいはギリシャ文字のΧ(カイ)のイメージが…。

空をとんだことある? - 2015.03.09 Mon

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「サンゴロウ、空をとんだことある?
あたし、夢でいつもとぶの。きもちいいよ。
ずうっと遠くまで、とんでいくの。こうやって」

ミリ 『キララの海へ』p.126

あかりをへらしてくれ - 2015.03.07 Sat

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「あかりをへらしてくれ。
目にわるいよ」


『ほのおをこえて』p.82

☆作者メモ 
ときどきサンゴロウはサンゴロウでなく作者のせりふを
しゃべっている。ということに突然気づいた。
これもあきらかにそのひとつ。まぶしいの苦手で。

だいじなのは - 2015.03.05 Thu

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「サンゴロウ、だいじなのは、それだけだよ。
きみが、どこからきて、どこへいくにしても、
それは、きみがそんなふうにえらんだんだ。
なんにも心配はいらない。
きみが死ぬときは、船も死ぬ。
ハッピーエンドだ」

カイ 『霧の灯台』p.69

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発刊20周年記念企画です。シリーズ中から好きな言葉をピックアップ。

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